固定費削減のため、この度夫と私の医療保険を解約しました!
月々の保険料って地味に家計に響いてきますよね。
家計を預かる身としては、非常に気になるところでした。
節約や家計についての本や動画では固定費の削減が有効だと言われています。
毎月のことですので、面倒でも一度見直せば節約効果は大きいのです。
とてもとても面倒なんですけどね(笑)
ですがあることをきっかけに、医療保険を解約することを決めました。
医療保険を解約しようと考えたきっかけ
解約しようと考えたきっかけは、子供の入院・手術です。
昨年子供に大きな病気があることがわかり、検査→入院→手術となりました。
周囲の人や病院の窓口の方に助成制度について教えていただき、その結果医療費は思っていたよりもずっと少なく済んだんです。
これまでも節約系の動画で固定費の削減として医療保険の解約について紹介されてたので考えてはいたのですが、いざ解約となると勇気が出ませんでした。
やっぱりいざ病気になったらお金かかるんじゃない?とか、手術って高そう…とか、不安だったんですね。
祖母の入院の面倒をずっとみていた親から、入院するときはお金がかかる!と言われていましたし、それが当たり前だと思っていましたし。
実際にがんで手術・入院を経験した友人も「お金が飛んでいくー!」と言っていたので。
だから当然のように医療保険にも加入していたんです。
ですが昨年子供の入院を経験して、実感しました。
・・・医療保険っていらなくない?
通常の医療費は健康保険で3割負担ですむし、入院や手術など医療費が高額になるときは高額療養費制度もある。
さらに子供であれば自治体からの補助もある。
子供は難病指定の病気でしたので、申請により難病認定をしていただけました。この病気についての医療費について補助がでます。
子供はもちろん大人でも、病気の種類によっては医療費の補助が出ることを知りました。
調べてみたらたくさんあった医療費・療養費の助成制度
・公的健康保険
国民健康保険や協会けんぽ、共済など。お手持ちの健康保険証をご確認ください。
・高額療養費制度
一定期間内に支払った金額が1ヶ月間に一定額を超えた場合、その超えた金額が高額療養 費として支払われる制度。収入などにより金額は異なります。
うちは協会けんぽに申請して限度額適用認定証を発行してもらったので、窓口での支払金 額をおさえることができました。
・付加給付制度
1ヵ月間に支払った医療費の負担額が、健康保険組合が独自に定める限度額を超えた場合 に、その超えた金額を付加給付として支給する制度。
一部の健康保険組合や共済組合による独自の制度なので、要確認です。
・医療費控除
1年間(1月1日から12月31日)に支払った医療費の負担額が一定額を超えた場合、確定 申告をすることによって所得の控除が受けられます。
・難病医療費助成制度
指定難病と認定された場合、1ヵ月間に支払った医療費の負担額が自己負担限度額を超え ると、その超えた金額を特定医療費とし て支給する制度です。
・小児慢性特定疾病医療費助成制度
小児慢性特定疾病と認定された場合、1ヵ月間に支払った医療費の負担額が自己負担限度 額を超えると、その超えた金額を支給する制度です。
・福祉医療費助成制度
自治体により各種医療費助成制度があります。
自治体に申請することで高齢者、障害者、乳幼児、母子家庭などそれぞれの要件で助成が 受けられます。
・傷病手当金
被保険者が病気やけがで長期間会社を休んだ時に、給与が支払われなかった際に支給されます。
調べたところ、病気やけがをしてもいろいろな助成が受けられることがわかりました。
確かにお金はかかるけど、病気やけがになったからといってもこれだけ助成があれば、いますぐお金に困る!ということは少ないように思います。
結果的には、医療費もですが入院・通院に付随したそれ以外のお金も結構かかりました。
前開きのパジャマを買ったりとか、付き添い入院の時の親の食事代とか、長期入院であればコインランドリー代とか。
遠方の病院にかかるときは交通費もかかります。
ですがそういったこまごまとしたお金はかかったとしても、そこは貯金の出番ではないでしょうか。
保険会社に払ったお金は入院しないと返ってこないけど、予備費などで積み立てておけば他の用途でも使えます。
それに医療保険は入院が終わった後に請求するので、実際もらえるのは入院が終わって手続きしてから。
すぐに必要であればなおさら、保険料分を貯金しておく方がいいかもしれない。
いざという時の備えは必要だけど、それは保険でなくてもいいのではないだろうか。
長期入院した場合でも、会社員であれば傷病手当金がもらえますので、生活費の不安もかなり軽減されるし。
子供の入院を経験して、初めてそう思えたんです。
ただこれらの制度は申告しないともらえないので、まずは調べてみることが大事なんだとつくづくおもいました。
もちろん病気にならないことが一番大事なので、まずは病気にならないように健康維持を心がけ、いざという時に困らないようにお金は手元にためておく。
このスタンスでがんばります!